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岸和田のだんじり、遠野郷で定着

遠野市のだんじり愛好者たちが「東北地車会遠野郷」(綿孝一代表、20人)を設立した。被災地支援の縁で、本場の大阪府岸和田市の「だんじり」を無期限で借り受けた。震災復興や地域おこし行事で、参加者と一緒に曳(ひ)き、町を元気にするという。

だんじりは、岸和田市のボランティア団体「絆だんじりプロジェクト」(梶野康博代表)から借りた。全長5メートル、高さ3.7メートル、重さ約3.5トンで、1884(明治14)年に制作された。豊臣秀吉と柴田勝家が争った「賤ケ岳(しずがたけ)の合戦」の場面が彫り込まれ、彫刻師は、「明治の左甚五郎」と称賛された名人とされる「動く美術品」だ。

同団体は、「曳き綱を絆に」を合言葉に2012年9月から、土日を中心に被災地に通い、被災者らと共に曳き、現地を元気づけてきた。岩手県にも昨年3月に入り、山田町などを応援してきた。後方支援拠点の遠野市でも11月に曳き、梶野代表ら本場の15人と市民約100人が一緒に、60メートルの綱を曳いた。

岩手)岸和田のだんじり、遠野郷で定着 2014年10月05日(朝日新聞

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