吉村知事、なにわの伝統野菜に2種類認定
大阪府は17日、府内で約100年前から栽培されている大阪独自の品種、品目の野菜を認証する「なにわの伝統野菜」に、いずれも泉州地域で栽培されている水なすの「馬場なす」と「貝塚澤茄子(かいづかさわなす)」を追加したと発表した。吉村洋文知事は記者会見で「素晴らしい伝統野菜を知っていただきたい。万博でも紹介できれば」と述べた。
府によると、馬場なすは大正時代に泉州地域の山間部を中心に栽培が広がったとされ、現在は貝塚市の馬場地区やその近辺で栽培されている。形は一般的ななすより短く、細長い。
貝塚澤茄子は明治20年代に泉州地域で栽培がスタート。一時は途絶えたが、数年前に栽培を再開した。巾着袋のような形をしている。馬場なす、貝塚澤茄子いずれも一般的な水なすとは異なる形が特徴という。
会見で水なす丸かじり、吉村知事「ジューシーでおいしい」 なにわの伝統野菜に2種類認定 2023年05月18日(産経ニュース)
|カテゴリー: