花粉症研究汚職事件 医師らに逆転有罪判決
大阪 岸和田市の市民病院で行われた花粉症の共同研究をめぐり、贈収賄の罪に問われ、1審で無罪が言い渡された医師らに対し、2審の大阪高等裁判所は執行猶予のついた有罪判決を言い渡しました。
4年前、市立岸和田市民病院の呼吸器センター長だった医師の男性被告(65)は、専門の花粉症の研究をめぐって共同研究の契約を結べるよう便宜を図った見返りに、東京の一般社団法人の代表理事の男性被告(66)から現金20万円を受け取ったなどとして、収賄などの罪に問われました。また小嶋被告は、贈賄の罪に問われました。
1審は去年、便宜供与などは特に見当たらないうえ、現金は医学専門家としてのアドバイスへの謝礼で、賄賂にはあたらないと判断して、2人に無罪を言い渡し、検察が控訴していました。
花粉症研究汚職事件 1審無罪の医師らに逆転有罪判決 大阪高裁 2023年03月09日(NHK WEB NEWS)
2023年3月11日-配信| トピックス
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