留学生が小学校児童へ考古学体験授業を実施
昨年12月、中国からの留学生4名(大阪公立大学)が岬町立多奈川小学校(大阪)を訪問した。同留学生と小学校3年生の児童は、昨年5月から交流を行っており、今回が6回目の交流であった。交流では留学生による「ミニ授業」として、中国と日本の歴史紹介と発掘キットを使った考古学体験を実施。
「ミニ授業」では、小学校児童と一緒に訪れた興善寺(岬町)での交流や、児童が演劇を披露した学芸会など、これまでの交流で留学生が学んだことについて、日本と中国の歴史に触れながら児童へ紹介。留学生にとっては地域の子どもたちと交流する有意義な体験となり、また、小学校児童にとっては新たな文化に触れる良い機会となった。
本取り組みは、大阪公立大学と岬町の包括連携協定に基づくもので、これまで10年以上にわたり前身の大阪府立大学留学生と岬町地域住民がさまざまな交流事業を実施してきた。今年度は、より持続的な教育的効果の創出を図るため、留学生が年間を通じて複数回、多奈川小学校児童と交流するプログラムが計画されている。
留学生(大阪公立大学)が小学校児童(岬町立多奈川小学校)へ考古学体験授業を実施=大阪府岬町 2023年01月12日(時事ドットコム)
|カテゴリー: