関西エアポート中間決算、128億円の赤字
関西の3つの空港を運営する関西エアポートのことし9月までの中間決算が発表されました。
国内線の旅客便の発着回数などがコロナ前の水準に回復しているものの、国際線ではコロナの影響が続いていて、最終的な損益は128億円の赤字となりました。
関西空港と大阪、それに神戸の3つの空港を運営する関西エアポートは、ことし4月から9月までの中間決算を15日発表しました。
それによりますと、緊急事態宣言などの行動制限がなかったことなどから3空港の発着回数はおよそ13万2000回と去年の同じ期間より40%増え、このうち国内線はコロナ前の水準に回復しました。
その結果、売り上げにあたる営業収益は、およそ412億円と前の年の同じ時期より34%増えました。
しかし、国際線に限って見ると、回復傾向にはあるものの依然としてコロナの影響が続いていて、関西空港の国際線の旅客数は60万人と、コロナ前の5%ほどにとどまっているということです。
このため、最終的な損益は128億円の赤字となりました。
関西エアポート中間決算 国内線発着数回復も128億円の赤字 2022年12月15日(NHK WEB NEWS)
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