コスモ、子会社でガソリンや軽油検査不正
石油元売り大手のコスモエネルギーホールディングスは13日、傘下の子会社3社において出荷前のガソリンや軽油の検査を一部していなかったと発表した。品質に問題はないとしている。出光興産の子会社で5月に同様の不正があったことを受けて、社内調査をしたところ判明した。
不正があったのはガソリンや軽油、重油などの石油製品。香川県の坂出物流基地や愛媛県の松山工場、千葉製油所や大阪工場、堺製油所の5カ所から出荷したものだ。2021年度の出荷量全体の8.9%にあたる。
大気汚染の恐れがある硫黄成分についての検査などで、法令やJIS規格、取引先との取り決めの基準を守っていなかった。
石油大手コスモ、子会社でガソリンや軽油検査不正 5カ所で長年継続 2022年07月13日(朝日新聞)
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