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特捜部の検察官を証人威迫などの容疑で告発

学校法人「明浄学院」(大阪府熊取町)の土地取引を巡り、業務上横領罪に問われ、無罪が確定した不動産会社「プレサンスコーポレーション」(大阪市)の元社長(59)の弁護団が、捜査を担当した大阪地検特捜部の検察官2人について、証人威迫などの容疑で提出した告発状が受理された。今後、地検が捜査を進める。

弁護団は3月、「違法な取り調べで事実と異なる供述を引き出した」として、最高検に告発状を出した。弁護団によると、告発状は地検に移され、今月11日付で受理された。告発事件の捜査は通常、特捜部が担うが、今回の事件を捜査したのが特捜部だったため、刑事部が担当するとみられる。

元社長は、学校法人が2017年に敷地をプレ社に売却する契約を結んだ際、法人元理事長らと共謀し、法人に振り込まれた手付金21億円を横領した事件に関わったとして、19年に地検特捜部に逮捕、起訴された。大阪地裁は昨年10月、検察側が有罪立証の柱に据えたプレ社元部長の供述は信用できないなどとして無罪を宣告。検察側は控訴せず、無罪が確定した。

告発状によると、一連の取り調べは録音・録画されていた。弁護団が映像を精査したところ、特捜部の検察官が、元部長の取り調べで「あなたはプレサンスの評判をおとしめた大罪人」「損害を賠償できます? 10億、20億じゃ済まない。それを背負う覚悟で今、話をしていますか」と述べるなど、脅して精神的苦痛を与えたうえ、供述を迫ったとしている。

取り調べで「あなたは大罪人」 特捜検事の適格性、どう審査? 2022年05月21日(朝日新聞

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