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生理用品を社会インフラに

女性の生理をめぐる環境の改善についてお伝えします。

経済的な理由から生理用品が買えない「生理の貧困」が社会的な問題になり、これまでもお伝えしてきました。
こうした「生理用品」が、公共のトイレなどで、誰でも簡単に、そして無料で手に入るよう、社会インフラの一つとして提供しようという取り組みが始まっています。

多くの人が利用する駅のトイレで生理用品を無料で配布する実証実験を、南海電鉄などが13日から実施することになりました。実証実験は、女性の健康をサポートしている大阪の企業が、南海電鉄などと共同で13日から実施します。

生理用品を無料で配布する動きは、自治体の中でも広がっています。
大阪・泉大津市は、「生理の貧困」が大きな社会問題となったことを受け、誰もが必要な時に生理用品を使えるようにしようと市役所や図書館といった公共施設のトイレで生理用品の無料配布を去年11月から行っています。

泉大津市は、ことし1月から市内に11あるすべての小中学校の女子トイレで生理用品の配布を始めました。
このうち穴師小学校では、4年生以上の児童が利用する女子トイレの個室に生理用ナプキンを入れるケースを置き、必要な児童がいつでも使えるようにしています。
ナプキンの補充は、男子も含め掃除当番などの児童が行っているということで、学校では小学生のうちから生理は特別なことではなく、自然なことだと認識してもらいたいとしています。

生理用品を社会インフラに 駅で配布 公共施設・小中学校も 2022年05月12日(NHK WEB NEWS

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