堺拠点 男子ハンドボールクラブ発足
2年後に発足するハンドボールの新リーグ入りを目指し、堺市を拠点とする男子クラブチームが今春、発足した。大阪を拠点とするトップリーグの男子チームは約40年ぶりになるといい、ヘッドコーチ(HC)には海外で活躍した元日本代表が就任。関係者は「展開の速さや激しさなど競技の魅力を広め、人気に火をつけたい」と意気込む。
新リーグは、日本ハンドボールリーグが2024年2月に発足させる予定。「次世代型プロリーグ」で、チームにプロ選手が所属してチーム名に地域名が入る。
堺市では昨年、大浜体育館が建て替えられて公式大会が開きやすくなり、新リーグでチーム創設を目指す機運が高まった。堺ハンドボール連盟の関係者らが昨年、チーム運営会社「TeToTe(テトテ)」を設立し、2回のトライアウトで大学生ら約50人から選手を選抜した。今年4月、HCに元日本代表の 銘苅淳さん(37)を迎え、選手約10人が所属するチームが発足した。
連盟によると、近畿でトップリーグに所属する男子クラブチームは長年にわたってなかったという。運営会社代表を務める連盟の宮崎寛会長(74)は「堺、大阪からハンドの魅力を地域に広く発信し、人気スポーツに押し上げたい」と力を込める。
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