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元産廃処理場の島に木登りタヌキ

木の上で、赤いピラカンサの実をむしゃむしゃ食べているのは、タヌキ。しばらく一心不乱にほおばると満足したのか、くるりと枝の上で振り返り、慎重に地面に下りていったという。

タヌキが現れたのは、堺市の海沿いにある「共生の森」だ。大阪府内の産業廃棄物を受け入れてきた埋め立て処分場だった土地で、埋め立て終了後の2004年以降、一部に植林を進めている。

当初から森づくりに携わるNPO法人「共生の森」の代表によると、タヌキは植林を始めて5年ほどで現れるようになった。ここ10年ほどでためフン場の数がぐっと増えたという。同じ場所で排泄(はいせつ)を繰り返すタヌキのトイレだ。

代表は「フンに大量の実が入っていたので食べているのは分かっていたが、木に登って食べているのは初めて知った。元々何もないところだったけれど、動物や昆虫の種が増えてきてうれしいことです」と話した。

ピラカンサをむしゃむしゃ 元産廃処分場の島に木登りタヌキ 2022年01月09日(朝日新聞

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