関空税関が荷物検査訓練
新型コロナウイルスの感染が収束した際に予想される国際線旅客の回復に備え、大阪税関関西空港税関支署は、入国時の荷物検査訓練を関西国際空港で実施した。感染拡大後に配属された新人検査官が対象で、旅客の繁忙期でも迅速かつ冷静な判断を行い、違法薬物などの持ち込みを許さない技量を学んだ。
同支署によると、コロナ前に1日平均約3万4千人だった関空での入国者は、現在は300~400人程度まで減っている。コロナ感染者が拡大した後に検査場に配置された検査官は実践経験を積む機会が少なく、能力の低下が懸念されているという。
訓練は新人3人が検査官、約40人の職員らが旅客役になり、「スムーズな検査」「不審を感じた場合の的確な対応」をポイントに実施。旅行目的などを聞きながら、場合によってはトランクを開けたり、厳重な検査に回すために他の係官に合図を送って別室に誘導したりした。
旅客回復に備え、関空税関が荷物検査訓練 2021年12月02日(産経ニュース)
2021年12月4日-配信| トピックス
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