関空 イスラム教の礼拝室を増設
インドネシアなど東南アジアからの旅行客が増えている、関西空港のターミナルビルに、イスラム教徒のための礼拝室が増設されました。
関西空港ではこれまでも礼拝室を施設内に1部屋設けてきましたが、東南アジアのイスラム教の国々から旅行客が増えているため、およそ4000万円をかけて礼拝室を増設しました。
新しい礼拝室はターミナルビルの3か所に合わせて6部屋設けられ、いずれも男女別になっているほか、手足や顔を清めるための施設も初めて設置されました。
新関西空港会社によりますと、去年1年間にインドネシアやマレーシアなど東南アジアから日本を訪れた旅行客はおよそ115万人で、訪日ビザの発給要件が緩和されたことを受け、前の年の1.5倍に増えました。
関西空港ではほかにもイスラム教徒の客向けに、飲食店の一部が豚の成分を使わないメニューを出す取り組みも行われています。
新関西空港会社ターミナル営業部の部長は、「さまざまな利用客の要望に応えることができる空港にするため取り組んでいきたい」と話しています。
関空 イスラム教の礼拝室を増設 2014年04月14日(NHK NEWS)
2014年4月16日-配信| トピックス
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