大阪府内自治体職員採用前倒しへ
新型コロナウイルスの影響で、企業が新卒者などの採用を控える動きが見られる中、大阪府と、府内すべての市町村では雇用の場を確保するため、来年度からの2年間で、あわせて、およそ1000人の職員の採用を前倒しで進めることになりました。
大阪労働局によりますと、大阪府内の有効求人倍率は、ことし7月には1.17倍にまで下がるなど、感染拡大の影響で企業が採用を控える動きが出ています。
こうした状況を受けて、大阪府の吉村知事と、府内の市長会の会長を務める松原市の澤井市長、町村長会会長の忠岡町の和田町長が14日、記者会見し、大阪府内の自治体が来年度からの2年間で、職員の採用を前倒しで進めることを発表しました。
今後5年間の採用計画のうち、大阪府が260人ほど、また、府内すべての市町村が、あわせて700人余りの採用を前倒しで進めることにしていて、企業にも採用枠の拡大や前倒しを促したいとしています。
大阪府内自治体職員採用前倒しへ 2020年09月14日(NHK NEWS WEB)
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