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古墳群、今は魅力を発信し続ける

大阪府の堺、羽曳野、藤井寺の3市にまたがる「百舌鳥(もず)・古市古墳群」が世界遺産に登録されてから1年が過ぎた。昨年は堺市堺区の仁徳天皇陵古墳(大山古墳)を中心に観光客が急増。同市は世界遺産を活用した観光施策を打ち出している。ところが今年は新型コロナウイルス感染拡大の影響を大きく受け、観光の目玉と位置付けた気球による遊覧事業の開催のめども立たない。ただ、関西国際空港や大阪の都市部にも近い世界遺産として、魅力的な観光地に変わりはない。専門家は「今こそブランド力を磨くとき」と指摘する。

堺市は今月4日、古墳群観光の玄関口となる「百舌鳥古墳群ビジターセンター」の改修工事を着工した。仁徳陵は天皇や皇族の墓として宮内庁が管理する陵墓で近づくことが難しく、古墳としての特徴や価値が分かりにくいといった声が以前から多い。パネル展示のほか、仁徳陵を上空から見たような体験ができるプロジェクションマッピングの設置などを計画する。

担当者はコロナ収束後も「インバウンド(訪日外国人観光客)がすぐに戻ってくるとは楽観視していない」と話す。ただ、「実際に来てもらえる状況になってから整備を進めて発信するのでは遅い」とコロナ後を見据え、整備を進める。

世界遺産登録前から、古墳群をPRし続けてきたハニワ部長は「コロナ禍で現場に出向いてのPRは難しい。だが、逆に言えばPRの時間が取れたということ」と余裕を見せる。「外に出ることが難しい時期にも魅力を発信し続けて、落ち着いたときに堺を訪れてほしい」。いつもの飄々とした語り口で展望を語った。

 

世界遺産効果はいつまで? コロナ禍はブランド力磨く期間に 2020年09月14日(産経WEST

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