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大阪湾のイワシがオイルサーディンに

大阪湾で水揚げされたマイワシを缶詰にした「大阪オイルサーディン」が発売された。今の湾内はプランクトンが豊富でイワシがよく育ち、市場の評価も高い。身近な海の幸を知ってほしいと、地元漁協関係者らが精魂込めて開発した。

マイワシは九州や四国沿岸で生まれた後、黒潮に乗って北上し、大阪湾で育つ。

農林水産省統計によると、府内の2017年のイワシ類漁獲量は1万5千トンと全国では中位。水産関係者によると、青魚がにぎりずしのネタとして好まれる東京の市場では、6~9月に水揚げ期を迎える大阪産マイワシは、ほかの産地より高値がつくこともある。

ただ、府民には大阪湾は高度成長期以来の水質汚濁のイメージが強い。下水道の整備が進み、水質は急速に改善しているが、府が3年前に府民1千人に実施した調査でも、「おいしい魚が獲(と)れる」との問いには否定57%と評価が低かった。

「大阪オイルサーディン」はこうしたイメージを覆したいとの思いから生まれた。大阪市漁業協同組合と地の食材を使った料理を研究している笹井良隆・浪速魚菜(なにわぎょさい)の会代表理事(64)が、大阪で最もよくとれるイワシの缶詰化を考えた。材料のイワシは府鰮(いわし)巾着網漁業協同組合(岸和田市)に確保を依頼した。

大阪湾のイワシがオイルサーディンに 水質改善アピール 2020年09月06日(朝日新聞

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