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コロナ後の関空、中国依存脱却を

コツ、コツ…。照明が消えたフロアに足音だけが響く。深夜のオフィスビルの怪談ではない。関西国際空港の真昼の日常だ。新型コロナウイルスの感染拡大で、令和元年に過去最高の約2493万人を記録した関空の国際線旅客数は、今年7月には前年同月比99.6%減となった。

8月上旬、そんな苦境に陥った関空に一筋の希望の光が差した。上海吉祥航空が関空-南京線、格安航空会社(LCC)の春秋航空が関空-常州線で、それぞれ週1便(往復)の運航を再開した。いずれも中国の航空会社だ。

上海吉祥航空の担当者は「日中間の経済が動かないと厳しいですから」と再開の理由を説明した。新型コロナで帰国した日本企業の中国駐在員が中国に戻る需要がある一方、日本在留資格を持つ外国人の再入国が8月5日から認められ、日本に戻る中国人の予約も多いという。

関空は平成30年度まで7年連続で総旅客数を伸ばしたが、その推進力は中国人観光客だった。昨年に関空から入国した外国人のうち中国人は39.4%を占めた。

だが、今後果たして中国人客がどこまで戻ってくるかは不透明だ。「コロナ後」の世界は「コロナ前」から様変わりする可能性が高い。

中国の勢力拡張や香港での言論弾圧を背景に、米国のポンペオ国務長官は7月23日の演説で「自由世界が共産主義体制の中国を変えなければ、共産中国が私たちを変えてしまう」と警告した。米国が対中政策を転換すれば、日米同盟を安全保障の基軸とする日本も対応を迫られる。

【記者発】コロナ後の関空、中国依存脱却を 大阪社会部・牛島要平 2020年09月05日(産経WEST

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