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関電が火力発電所点検ロボ 導入

関西電力は25日、車輪で走行するロボットが火力発電所の設備を点検するシステムを開発したと発表した。ロボットが油やガス漏れ、異常音の有無を作業員に代わり調べる。2021年度に本格導入し、他社への提供も開始したい考えだ。

ロボットはカメラや音を拾うマイク、ガス検知器を備える。人工知能(AI)がロボットの収集したデータと、あらかじめ登録している正常時のデータを比較し、設備の異常を検知する。

ロボットの大きさは高さ98センチ、幅56センチ。4時間の充電で7時間走行する。関電は発電所だけでなく工場などを持つ企業にもシステムを売り込みたい考えだ。

この日は堺市の堺港発電所でロボットによる点検の様子を報道陣に公開した。巡回したロボットが事前に油漏れさせた場所を撮影していた。

 

関電が火力発電所点検ロボ 21年度導入、他社提供も 2020年08月25日(産経フォト

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