コロナ終息祈願の仏像 彫り続ける
新型コロナウイルス感染の終息祈願を込めた木彫りの仏像を、作り続けている男性がいる。江戸時代初期の修験僧、円空(1632~95年)が全国各地に残した仏像「円空仏」の研究家で、堺市堺区に住む阪野薫さん(73)。仲間とともに4月から彫り始め、これまでに4千体以上が完成した。感染症で亡くなった人たちの冥福とともに、感染拡大を防ぐ社会の規範が保たれることを祈って、6千体以上彫り上げることを目指している。
阪野さんらが彫るのは、高さ約3センチの地蔵菩薩像。荒々しい削り跡と柔和な表情が同居するのが特徴の円空仏を模して、制作を続けている。
コロナ終息祈願の仏像6000体目指し彫り続ける 2020年07月21日(産経ニュース)
2020年7月22日-配信| トピックス
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