大阪ガス、工場の通信を効率化
大阪ガスは6日、パナソニックと協力してガス製造所の通信環境を整備すると発表した。製造所内に限定した4G電波を飛ばして通信の安全性を確保しつつ、各設備のデータを収集して点検作業の効率も高める。対象範囲は約60万平方メートルで、この規模で4G環境を整えるのは珍しいという。
今夏中に大ガスの泉北製造所(堺市)の一部を改修する。4Gの基地局を3つ新設するだけで済むため、施設全体にWi-Fi環境を整備するのに比べて改修費用を10分の1にできるという。泉北製造所は湾岸部にあるため公衆通信回線が入りにくく、通信環境の確保が課題になっていた。
大阪ガス、工場の通信を効率化 パナソニックと4Gで 2020年07月06日(日本経済新聞)
2020年7月8日-配信| トピックス
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