「ウィズコロナ」象徴にレモン苗木植樹
新型コロナウイルスの影響下でも元気に過ごしてほしいという願いを込めたレモンの木が、堺市中区の市立東百舌鳥小学校の花壇に植樹された。通常授業が再開され学校生活にも徐々に“日常”が戻ってきつつあるが、同校は、命や健康管理の大切さを意識しながら生活する「ウィズコロナ」の象徴として、市民らが泉北地域で普及を目指しているレモンを植えたとしている。
植樹は、休校や分散登校が終わってクラス全員がそろう記念にと、加藤健校長が企画。ウィズコロナの社会は、さまざまな場面で制限があり、自粛が求められると想定される。その中でも、「子供たちに命や健康管理の大切さを考えてもらいながら、爽やかな気持ちで新しいスタートを切るため、何か形に残ることができないか」と立案した。
レモンを選んだのは、同市南区の泉北ニュータウンや周辺で「泉北レモン」が栽培され、特産として知られてきているため。その普及を目指す市民プロジェクト「泉北レモンの街ストーリー」に相談したところ、苅谷由佳代表らから「活動の趣旨としても大変うれしいこと」と約80センチの苗木1本が提供された。
「ウィズコロナ」象徴にレモン苗木植樹 2020年06月25日(産経ニュース)
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