給食 自治体によって割れる対応
大阪府内の公立学校は6月1日から授業を段階的に再開したが、子どもたちに給食を提供するか、自治体によって対応が分かれた。新型コロナウイルスの影響で、給食は出すものの、量を抑えた自治体も。15日の通常授業再開に合わせて給食を始めるところも多い。
大阪市は1日から給食を再開したが、12日まではパンと牛乳、おかず1品という簡易なものにした。
岸和田市や豊中市なども、メニューの品数を減らしたり、主食を個包装のパンに変更したりして1日から給食を再開した。
堺市は1日から時差登校を始めたが、給食の提供は見送った。市教委の担当者は「給食はマスクを外す必要があるため感染リスクも高い。まずはコロナの感染予防をしながらの学校生活に子どもたちが慣れる必要があると判断した」。感染収束の先行きが見通せない中で、食材を事前に準備することが難しかったという事情もあったという。
15日から給食を再開するが、初めの数日間は牛乳とパン、おかず1品にとどめ、徐々に通常通りに戻すという。
大阪)再開した学校で給食食べた? 自治体で割れる対応 2020年06月13日(朝日新聞)
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