日立造船、2工場を売却・賃借
日立造船は26日、水素発生装置などを製造する柏工場(千葉県柏市)とシールド掘進機などを手掛ける堺工場(堺市)をSMFLみらいパートナーズ(東京・千代田)に売却して賃借契約を結ぶと発表した。堺工場は存続するが、柏工場は2021年3月末に閉鎖する。約110億円の売却益は主に有利子負債の返済に充てる。
柏工場は1971年に操業を始めた。1年かけて製造設備などを築港工場(大阪市)に移管する。約200人の従業員は築港工場を含む他の拠点に移す。
堺工場は約300人が勤務し、引き渡し後も稼働を続ける。
日立造船、2工場を売却・賃借 柏は21年閉鎖 2020年03月26日(日本経済新聞)
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