堺市教委、「センター方式」を採用
大阪府堺市教育委員会は、市立中学校の全員給食実現に向け、共同調理場を建設し、各校に配送する「センター方式」を採用することを決めた。
ただ、巨額の整備費や用地の確保が難題で、時期は未定だ。
堺市は2016年11月から選択制の給食を実施しているが、約2万1千人の生徒のうち、利用者は8%程度にとどまる。全国では18年度、公立中の85%の生徒に完全給食が提供され、弁当持参が基本の自治体は減少の一途だ。
昨年6月に就任した永藤英機市長は、中学の全員給食実現を公約にしてきた。市教委は今年1月から有識者会議を開くなどし、まず調理方式を検討した。
大阪)全員給食センター方式で 堺市教委、市立中学対象 2020年03月24日(朝日新聞)
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