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若い力、「分室」で図書館設計

大阪府泉大津市の街角に、飲み屋風ののれんがかかった事務所がある。のれんには「新図書館設計分室」。詰めているのは、市が来年夏の開館をめざす新図書館の設計を請け負う若い建築家たちだ。泉大津の「らしさ」を設計に生かそうとまち歩きを重ねるうちに、新たな仲間も現れた。

南海泉大津駅にほど近い飲み屋「桂ちゃん」の横にある事務所は、市から図書館の設計を受注した二つの建築事務所の共同体(JV)が昨年11月に開いた。

中心はフジワラボ(東京都)の平野優太さん(26)、トミト(横浜市)の三浦研悟さん(24)だ。平野さんは年明けから住民票も泉大津市内に移した。

昨年春にあった市の設計者公募にJVが出した案は「まちに編み込まれていく図書館」。泉大津に暮らす誰もが使いたくなる魅力的な空間をめざすとし、審査で高い評価を得た。

昨年8月からフィールドワークを始めた。
市民の有志と市内を歩き、気になるものを撮っては「素材カルテ」にまとめる。

地元出身の参加者からは、設計チームが「スーパー市民」と呼ぶ若い担い手も現れた。大学院生の小西隆太さん(26)と大学4年の安里(あさと)恒輝(こうき)さん(22)だ。こまめに分室に顔を出し、意見交換をしている。

JV代表の藤原徹平さん(44)は一連の取り組みを「生きた実験」と表現する。「図書館誕生の物語を市民と共有できるのもかつてない。設計して終わり、ではなく、図書館が生きたものとして残り続け、新しい運動が生まれていく場になれば」と願う。

大阪)若い力、「分室」で図書館設計 泉大津 2020年01月28日(朝日新聞

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