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自然薯、まちの特産に

日本原産の山芋の一種「自然薯(じ・ねん・じょ)」の栽培に大阪府熊取町の農家、岩崎則重さん(48)が今年から取り組み、収穫にこぎ着けた。できた自然薯は粘り強く風味が高い。
「土の輝き」と名付けた岩崎さんは「満足のできるできばえ。まちの特産品になるよう育てていきたい」と意気込む。

全国のデパートなどに青果店を展開する「九州屋」に勤務していたが、約10年前に脱サラ。堺市内で八百屋を開いたがうまくいかず、6年前から故郷の熊取町で農業を始めた。

当初は有機栽培にこだわっていたが、収穫量が少なく、形がいびつでお金にならない。化学肥料を使い出すと収入は安定した。

農家として生活できるようになった2年前のある日、自分で作った野菜を食べて「まずい」と思った。野菜を売ることに必死で初心を忘れていた。胸を張って売れる野菜を作ろう。そう思ったとき、サラリーマン時代に店で扱った自然薯を思い出した。

その自然薯を栽培した岐阜県の農家に連絡すると、岩崎さんを覚えており、栽培方法を教えてもらえることになった。岐阜と大阪を行き来して学び、今年4月に約800平方メートルの畑に約3千の種芋を植え付けた。約2500本が無事に育ったという。

自然薯は滋養強壮に効果があるとされ、たんぱく質やビタミン、ミネラルなどの栄養価も高い。府内で自然薯栽培をしている農家はほとんどないといい、岩崎さんは「2025年の大阪・関西万博は健康などがテーマ。開催までに大阪産自然薯を世界にアピールできるくらいの存在にしたい」と話す。来年は1万本、再来年は3万本に栽培を増やす計画だ。

自然薯、まちの特産に 脱サラして就農 2020年01月06日(朝日新聞

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