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犬用歯ブラシ開発

ペットの犬の健康のためにも歯磨きを-。大阪のトリマーと歯ブラシ製造会社が犬用歯ブラシを共同開発した。
犬は歯周病にかかりやすく、内臓の病気につながる危険も潜む。高齢者を中心に「家族の一員」としての役割を担うようになってきた犬だが、歯磨き習慣はまだまだ浸透していないのが実情だ。

犬用歯ブラシを共同開発したのは、大阪府和泉市のトリミングサロン「犬猫の床屋さんアクアマリン」を経営するトリマー、小谷由美さん(46)と、同府八尾市の歯ブラシ製造会社「ラピス」。

小谷さんは7~8年前から犬の歯垢(しこう)・歯石取りのサービスを行っており、「口臭がきつい犬ほど口の中がひどく、見ていて痛々しい。なんとかしてやりたい」と思っていたという。ただ、市販の歯ブラシではうまく取れず、犬が痛がるといったことが続いた。

そこで平成27(2015)年7月、「犬が痛がらない歯ブラシができないものか」と相談したのが、ラピスの乾真治社長だった。乾社長も「とにかく形にしてみよう」と開発に着手。しかし、毛先や持ち手の長さ、角度などの選定が困難を極め、商品化までに3年かかった。

完成した歯ブラシはチワワなどの小型犬や柴犬などの中型犬向けで、歯周ポケットに届くよう毛先の長さを2段にしたタイプと、奥歯を磨きやすくするため、コンパクトヘッドで毛先が丸く、持ち手が短いタイプの2種類。人用の毛先を改良し、犬用にした歯間ブラシもラインアップに加えた。

怖い犬の歯周病 大阪のメーカーとトリマーが歯ブラシ開発 2019年09月18日(産経ニュース

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