ナニワの怪力女子、綱引きで世界一目指す
綱引きと聞けば、運動会で「オーエス」の掛け声とともに、綱を一生懸命に引く児童らのほほえましい姿が思い浮かぶだろう。だが、競技としての綱引きは力と技を駆使した真剣勝負だ。そんな世界にのめり込んだパワフルな女性たちによる強豪チームが、大阪・泉州にある。日本一に11度輝いた女子綱引きチーム「マドラーズ大阪」。2年後に関西を舞台に開かれる生涯スポーツの祭典「ワールドマスターズゲームズ2021関西(WMG関西)」にも出場する意向だ。
マドラーズ大阪は、30~50代の女性9人で構成。2003年、メンバー不足に悩む堺市と大阪府泉佐野市のチームが合流して結成された。チーム名は、メンバーが打ち解け合うよう、カクテルをかき混ぜる棒の「マドラー」から名付けたという。
結成翌年の04年に全日本選手権3位、06年に2位。07年に初優勝を飾ると、16年まで10連覇を達成した。その後は一時、優勝から遠ざかったが、今年3年ぶりに日本一に返り咲いた常勝軍団だ。
ナニワの怪力女子、綱引きで世界一目指す 日本一は11度 2019年08月30日(産経ニュース)
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