シャープの4~6月期、純利益35%減
シャープが1日発表した2019年4~6月期の連結決算は、純利益が前年同期比35%減の125億円だった。新たに3つに分類した事業グループのうち、テレビやディスプレーを含む8Kエコシステム事業の不振が利益を押し下げた。
売上高は4%減の5149億円、営業利益は41%減の146億円だった。スマートライフ事業は白物家電の販売が伸びたほか、コスト削減で採算が改善した。一方、8Kエコシステム事業は中国や欧州でテレビ販売が減少したほか、液晶パネルの販売も落ち込み、同事業は54%の営業減益となった。同日記者会見した野村勝明副社長は、カメラやセンサー、液晶パネルについて「米中貿易摩擦の影響で特定顧客への販売が減った」と語った。
シャープの4~6月期、純利益35%減 テレビなど振るわず 2019年08月01日(日本経済新聞)
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