金剛峯寺にびょうぶ絵を奉納
和歌山県高野町の高野山総本山金剛峯寺に、大阪府堺市の現代美術作家久保田昌孝さん(74)制作の屛風(びょうぶ)絵が奉納され、7日、大広間で奉納式があった。
納められたのは赤と黒の対比が鮮やかな四曲一双の屛風絵「豊饒(ほうじょう)」。久保田さんは、「みなさんに見て頂いて、豊かな気持ち、幸せになるような気持ちの作品になったらいい」との思いで取り組んだという。同寺などによると、久保田さんは東京芸大大学院日本画専攻を修了し、イタリアに渡って活動、今は堺市に戻っている。
この屛風は同寺の新別殿でしばらくの間、公開するという。
和歌山)金剛峯寺にびょうぶ絵を奉納 堺の久保田さん 2019年05月10日(朝日新聞)
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