高額返礼品の泉佐野市、現職3選
統一地方選の後半戦となる市区町村長・議員選は、長崎市長選で現職の田上富久氏(62)が4選を果たした。大阪府泉佐野市長選は、ふるさと納税の高額返礼品を巡り、国と対立してきた現職の千代松大耕氏(45)が3選を決めた。
市長選は県庁所在地の水戸、長崎、大分3市を含む59市で投開票が行われた。
泉佐野市は、ふるさと納税で国の要請に反して高額の返礼品などを贈り続けた。2017年度の寄付額は、全国最高の約135億円だった。市長選で勝った千代松氏は21日夜、記者団に「ふるさと納税への取り組みが市民に評価された。スタンスは変えずに続けていきたい」と語った。
全国唯一の財政再生団体である北海道夕張市では、新人で前市議会議長の厚谷司氏(53)が初当選した。厚谷氏は、北海道知事選で当選した鈴木直道・前市長(38)の「財政再建路線」継承を強調し、幅広い支持を集めた。
高額返礼品の泉佐野市、現職3選…長崎市長選は現職4選 2019年04月22日(読売新聞)
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