晶子生誕140年舞台
7日に堺市出身の歌人・与謝野晶子(1878~1942年)が生誕140年を迎えるのを記念し、「劇団未来」が、晶子の夫で歌人の鉄幹(本名・寛)への愛情を描いた演劇「やっぱり好きやねん」を大阪市内で上演している。劇団員らは「文化人であり、10人以上の子どもを育てた母でもある晶子のいろいろな面を感じ取ってもらえたら」と話している。9日まで。
「恋して裏切られて、死ぬ思いをして、それでもあの人を思い切れなくて――」
晶子役の舞台女優の末永直美さん(60)は、夫を愛するがゆえに苦悩する姿を演じる。
「劇団未来」は1962年に結成され、大阪市城東区を拠点に社会派演劇に取り組む劇団。脚本は座付き作家の和田澄子さんが担当した。
会場は、大阪市城東区成育の未来ワークスタジオ。7日は午後7時30分、8~9日は午前11時と午後3時からで、1回90分で定員40人。前売り券は一般3000円(当日は500円増)。予約が必要で、予約専用ダイヤル(070・1514・7123)へ。
鉄幹への愛、情熱のままに 晶子生誕140年舞台 2018年12月07日(読売新聞)
|カテゴリー: