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子ども食堂寄付、気軽に

堺市は市社会福祉協議会と共に、一般家庭などに子ども食堂用の食材を寄付してもらう「フードドライブ」を11月上旬まで行っている。5月に試行したところ、多くの食材が寄せられたため、今後も定期的に行うという。府内では、自治体が主体となって市役所などを拠点に行う例は珍しいといい、市は「子ども食堂の息の長い運営の一助となれば」としている。

市によると、市内では現在、主にボランティアによる39団体が子ども食堂を運営し、月に数回食事を準備している。食材は、食品会社などから余った食品を譲り受けている「ふーどばんくOSAKA」(堺市東区)や、賛同者の寄付でまかなう。だが、運営団体の持ち出しとなる場合も多いという。

市は5月、市社協と初めて「フードドライブ」を実施。市役所で5日間受け付けたところ、市民のほか、徳島や京都、愛知などの延べ162人から米282キロ、食用油5キロ、しょうゆ8390ミリ・リットル、砂糖34キロ、塩3キロなどが寄せられた。米120キロを届けた人もおり、13団体が活用した。

今回は市役所(11月5~7日)のほか、堺区の市総合福祉会館(10月27日まで)とスポーツ施設「J―GREEN堺」(11月3日)で、米やインスタント食品、缶詰など、常温保存可能な賞味期限1か月以上の未開封の食品を受け付ける。福祉会館では既に米や調味料、菓子、ラーメンなど300品以上が集まっている。

子ども食堂寄付、気軽に 2018年10月26日(読売新聞

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