岸和田だんじり祭、本番控え試験曳き
勇壮さで知られる岸和田市の「岸和田だんじり祭」を15、16両日に控え、市内で2日、だんじりの「試験曳(び)き」が行われた。だんじりが勢いよく角を曲がる「やりまわし」が披露されると、地元住民や一足早く訪れた観光客らから歓声が上がった。
本番に向けただんじりの“試運転”で、毎年実施している。各町でそろいの法被をまとった曳き手が、「ソーリャ、ソーリャ」と威勢のよい掛け声を発しながら、だんじりを曳行(えいこう)した。だんじりの屋根の上では、花形の「大工方」がうちわを手に跳びはね、やりまわしのタイミングなどを指示。路上に詰めかけた見物客は、曳き手らが息を合わせて、数トンにもなるだんじりを力強く曳行する姿に見入っていた。
岸和田だんじり祭、本番控え試験曳き 豪快「やりまわし」も披露 2018年09月03日(産経WEST)
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