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百怪一首 八尾の会社役員完成

妖怪を詠み込んだ新作狂歌を集めた、カルタ「百怪一首)」が完成した。作者は古書集めが趣味で、怪談の収集も手掛ける八尾市の会社役員(58)で、ペンネームを「天羽孔明)」という。小倉百人一首を本歌取り(パロディー)にした労作で、おどろおどろしい妖怪画が涼気を誘う。

狂歌の第1番は「蘆原のかりほの庵で外法編む 我が衣手を朱く濡らして 蘆屋道満」。

本歌は天智天皇の「秋の田のかりほの庵の苫をあらみ わが衣手は露にぬれつつ」だ。

帝が秋の実りを歌い、豊作を祈る本歌の向こうを張り、陰陽師・安倍晴明の敵役として、鎌倉初期の説話集「宇治拾遺物語」に登場する陰陽師の蘆屋道満が、血塗られた妖術「外法」を操る歌に作り替えてある。

天羽さんが制作を始めたのは2010年頃。古書店で見つけた妖怪がテーマの川柳や狂歌の本を読むうちに、「妖怪を使って百人一首のパロディーを作ってみよう」と思いついたという。

サークルを主宰する日本妖怪研究所(大阪市浪速区)の亀井澄夫代表(61)が、商品化を提案して企画が進んだ。妖怪を選び直したり、プロのイラストレーターのなんばきびさん(和泉市)に妖怪画を依頼したりして、さらに4年かけて完成させた。

ああうらめしや 百怪一首 八尾の会社役員完成 2018年08月24日(読売新聞

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