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「砂浜の甲子園」が消滅の危機

“砂浜の甲子園”として、大阪府阪南市が16年間、開催してきたビーチバレーボール高校生男子の日本一を決める大会「全日本ビーチバレーボールジュニア男子選手権」が財政難から存続の危機を迎えている。市では、「なんとしても存続させたい」と、ふるさと納税を活用した「クラウドファンディング」で運営費などへの寄付を呼びかけている。

同大会は、総務省などの助成対象として平成14年にスタート。日本の夕陽百選にも認定された同市の「ぴちぴちビーチ」(箱作海水浴場)を会場に毎年開催しており、現在日本のトップレベルで活躍する選手も参加。昨年も全国44都道府県から約50チームが「砂浜の甲子園」で頂点を目指してきた。今年も来月3日からの開催が決まっており、最終日には地元にビーチバレーに親しんでもらおうと、同市内の中学生大会も実施される。

一方で、財団法人「地域活性化センター」からの助成が来年度の開催分で終了。運営費については市と府バレーボール協会も提供しているが、再来年度以降の大会開催は厳しい状況だ。

このため、市ではふるさと納税を活用したクラウドファンディングで寄付募集を開始。寄付金は大会継続のための運営費や老朽化した備品の修繕費などに活用する。期間は10月31日までで、目標金額は300万円。ふるさと納税総合サイト「ふるさとチョイス」から寄付できる。

「砂浜の甲子園」続けさせて! ビーチバレー高校全国大会が消滅の危機 大阪・阪南市がクラウド 2018年07月30日(産経WEST

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