高校生ら技術力競い合う
工業技術を競い合う“ものづくりの甲子園”「高校生ものづくりコンテスト」の近畿地区予選が15日、堺市堺区の市立堺高で始まった。自動車整備部門で熱戦を繰り広げ、工業高などで整備士や教員を志す生徒らが額の汗をぬぐいながらエンジンと向き合った。
全国工業高等学校長協会が主催で、18回目。機械や電気、化学系統など計7部門で実施されている。
自動車整備部門の実技試験は、エンジンの「故障探求」と、車両の良否を測定する「定期点検」、回路や部品の「測定作業」の3課題。
「故障探求」は、エンジンの一部に不具合が生じるようあらかじめ意図されており、故障箇所を独力で見極め、修理するのが課題。工具の取り扱いや機敏さ、的確性が採点対象で、作業着姿の高校生らが20分の制限時間内で頭を抱えながらも真剣に取り組んでいた。
高校生ら技術力競い合う ものづくり甲子園近畿予選 2018年07月16日(大阪日日新聞)
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