「堺事件」資料展を開催
1868年に土佐藩士がフランス人兵士を殺傷した「堺事件」の資料展「堺事件150年」が、堺市の市立中央図書館で開催された。同市は「多くの人命が失われた悲劇的な事件だが、よく知られているエピソードにも検証すべき点が多い。発生から150年たつのをきっかけに、多くの資料を比較して多角的なものの見方をしてほしい」と話している。
事件は68年2月、堺港に上陸していたフランス海軍の水兵と市内の警護役だった土佐藩士が争い、銃撃などによって水兵11人が死亡。フランス側の猛抗議を受け、土佐藩士も11人が切腹、賠償金を払った。水兵の乱暴に対する住民の苦情が発端だとの説もあるが、はっきりしない点も多いという。
「堺事件」資料展を開催=堺市〔地域〕 2018年02月23日(時事ドットコム)
2018年2月24日-配信| トピックス
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