「泉南あなご」ブランド化
漁獲量が減少している大阪府泉南市の名物、アナゴを復活させようと近畿大学の協力を得て養殖に取り組んでいる市と地元の岡田浦漁業協同組合が、ホテル日航関西空港(泉佐野市)と協定を結び、市のブランド品「泉南あなご」として売り出していく。10日まで市内8店で養殖アナゴの料理を提供しており、関係者は「手塩にかけて育てたアナゴ。ぜひ堪能してほしい」と話している。
泉南市はかつてアナゴの水揚げが府内1位を誇っていたが、平成16年に140トンあった漁獲量は、26年には10分の1の14トンにまで激減。伝統のアナゴを絶やしてはいけないと、27年度から近大水産研究所の協力で養殖事業に取り組んでいる。今年度は500キロ5千匹の養殖に成功するなど良質なアナゴの販売にめどがついたことから、地元食材をレストランで積極的に使っている同ホテルと連携してアナゴのブランド化を図ることにした。
「泉南あなご」ブランド化 泉南市と漁協、ホテルが連携 8店で料理提供 2017年12月07日(産経ニュース)
2017年12月8日-配信| トピックス
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