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堺伝統産業「和晒」を防災グッズに

堺市の伝統産業の和(わ)晒(ざらし)のメーカーなどが、災害時にロープや担架として使える「防災晒(さらし) ひなた」を開発し、9日から販売を始める。強度が強い和晒は防災グッズとしての用途が幅広く、市消防局の監修を受けて30通りの使用方法が考案された。関係者らは「新たな使い方で和晒を知ってもらうきっかけになれば」と意気込む。

堺市中区の雑貨小売業「ナチュラルプラス」代表の藤岡雅人さん(57)が、低迷が続く地場産業の和晒に新たな活用方法はないかと考えたことがきっかけ。東日本大震災など災害が頻発する中、防災グッズとしての用途を思いつき、同区の和晒メーカー「マルシン晒工場」に防災晒の製作を持ちかけ、市消防局に使用方法の監修を依頼した。

和晒は両端がほつれない「耳」となっているため強度が強い一方で、ロープよりも表面積が大きいことから、体に巻き付けても食い込みが少なく、要救助者を背負うための「おんぶ紐」に適している。さらに、担架や簡易ギプス、防災頭巾、防寒具など30通りの使用方法を考案。「冷え冷えとした避難所で、ぽかぽかと温かい気持ちになってもらえれば」と、商品名は「ひなた」と名付けた。

堺の伝統産業の「和晒」を防災グッズに 消防局が監修、市内の業者が販売 2017年11月08日(産経WEST

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