水没した車から1遺体
台風21号による大雨の影響で近畿・中四国では22日以降人的被害が相次いだ。水没した車から1人の遺体が見つかり、強風による転倒などで数人が負傷。各地で、家屋の浸水や道路の冠水が発生し、土砂崩れなどの恐れがある地域の住民への避難指示が相次いだ。
22日夜、大阪、奈良両府県を流れる大和川が奈良県三郷町で氾濫し、三郷町のほか下流域の堺市堺区でも浸水被害が発生。和歌山県海南市扱沢の県道では約20メートルにわたり道路が陥没、近くで土砂崩れも起き、車約30台の60人以上が一時孤立した。
大阪府岸和田市大沢町では22日夜、土砂崩れで川がせき止められ、近くの府道が冠水し車数台が水没した。60代男性が救出され軽傷。23日の捜索で、付近で働く60代女性とみられる遺体が車の中から見つかった。
水没した車から1遺体 川が氾濫、避難指示相次ぐ 2017年10月23日(産経WEST)
2017年10月24日-配信| トピックス
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