自由研究通し交流
堺市堺区の関西大学堺キャンパスで2日、さまざまな家庭環境の子どもたちと福祉や健康を学ぶ大学生が夏休みの自由研究を通して交流するイベント「自由研究フェスティバル」が開催された。関西大と堺市の地域連携事業で、子ども食堂に通う児童や同区内の小学生ら約180人が参加し、同大学の学生や外部のボランティア約130人との交流を楽しんだ。
「残り40秒」の声が掛かると、コートの中の動きが速まる。使い慣れない車いすを懸命に動かしてボールを追い、パス、シュート。同キャンパスの校舎2階にあるアリーナで子どもたちが行っていた車いすバスケットの様子だ。
ほかにも和太鼓やクライミング(壁登り)の体験、折り紙と画用紙でのルービックキューブ作りなど11の自由研究ブースが用意され、子どもたちは自分たちで順番を考えて体験。午後からはプールや射的など遊びのブースも楽しんだ。
自由研究通し交流 関大生と 子ども食堂通う児童ら 2017年08月03日(大阪日日新聞)
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