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「学び直し」既卒者にも門戸

戦後の混乱期に学校に通えなかった高齢者が中心だった「夜間中学」が様変わりしている。アジア系の若い生徒が多くを占める一方で、中学の既卒者らへの門戸も広がった。堺市の夜間中学に密着し、現場の今を取材した。

午後5時を過ぎると、堺市堺区の市立殿馬場中学夜間学級には、外国人や高齢者らが次々に集まってくる。ここには93~16歳の200人が在籍し、日本語の習熟度などでクラス分けされている。

英語の授業が行われている教室をのぞいた。「単語の後ろのsはどういう意味?」「Mの大文字と小文字、どこが違うの」。先生へ矢継ぎ早に質問が飛んでいて、熱気に圧倒された。

夜間中学は1947年、大阪・生野に初めてできた。経済成長などを経て、昨年の生徒数は、ピークだった55年の35%の1860人(全国夜間中学校研究会調べ)に減った。

こうした中で、文部科学省は2015年、門戸を広げる通知を出した。原則認められていなかった中学の既卒者でも、十分に通えなかった事情があれば、入学できるようになったのだ。

夜間中学は現在、大阪、京都、兵庫、奈良、広島など8都府県に31校。文科省は、昨年成立の教育機会確保法に基づき、全都道府県に少なくとも1校を配置することを目指している。

夜間中学年齢・国籍超え 「学び直し」既卒者にも門戸 2017年07月23日(読売新聞

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