岩谷産業、液化水素の生産能力増強
岩谷産業は10日、堺市にある液化水素の製造設備の生産能力を1.5倍に増強すると発表した。投資額は数十億円規模とみられ、国内最大の設備となる。燃料電池車(FCV)の普及に合わせて燃料需要が飛躍的に伸びることを見込んだ。2019年7月から供給を始める。
関西電力などと共同出資するハイドロエッジ(堺市)の水素製造設備を2基から3基に増やす。1時間当たりの供給能力は、6千リットルから9千リットルに増える。岩谷産業は山口県と千葉県にも製造設備を持っており、今回の増強で液化水素製造能力は計1万8千リットルとなる。
岩谷産業、堺の液化水素の生産能力1.5倍に 数十億円投資 2017年05月11日(日本経済新聞)
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