堺刃物まつり 一生ものの包丁求め
堺市伝統の包丁などを展示即売する「堺刃物まつり」が11日、同市北区の市産業振興センターで始まり、板前らに愛される逸品を求める人たちでにぎわった。
安土桃山時代にタバコの葉を刻む包丁から発展し、切れ味の良さから全国に広まったとされる堺刃物をPRしようと、堺刃物商工業協同組合連合会などによる実行委員会が開いた。
会場には、出刃や菜切り、刺し身などの包丁が並べられ、来場者は手に取って重さや刃渡りを確認。担当者に「最初の一本に最適なのは」「タイの頭を半分に割るのにいいのは」などと質問し、品定めしていた。持参した包丁を研ぎ直すコーナーには行列ができていた。
包丁「一生もの」求め…堺刃物まつり 2017年02月12日(読売新聞)
|カテゴリー: