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江戸後期の和製望遠鏡

射水市新湊博物館(同市鏡宮)は、昨年寄贈された望遠鏡が、江戸時代の職人・岩橋善兵衛(1756~1811)作と判明したと発表した。岩橋家製作の和製望遠鏡が確認されるのは18例目で、全長295.2センチは最長。調査した富山市天文台の渡辺誠専門官は「江戸時代の科学技術を研究する上で基準となる貴重な資料」と話している。
17日から始まる特別展「花と鳥のデザイン展」で公開される。

同博物館によると、岩橋善兵衛は、和泉国(現・大阪府貝塚市)出身。1793(寛政5)年に高性能な望遠鏡「窺天鏡(きてんきょう)」を独学で完成させた。日本初の実測地図を作った伊能忠敬(1745~1818)も、善兵衛作の望遠鏡を使ったという。

富山)びよ~んと295センチ 江戸後期の和製望遠鏡 2017年02月11日(朝日新聞

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